上白石姉妹(萌音さん・萌歌さん)特別インタビュー上白石姉妹(萌音さん・萌歌さん)特別インタビュー

全国楽器協会主催の全国統一キャンペーン「6月6日は楽器の日 2018楽器とふれあう10日間」で
企画タイアップした映画「羊と鋼の森」が楽器の日の2日後の6月8日に全国公開となりました。
ピアノ調律師を目指す若者の成長を描き、劇中でも数多くのピアノ曲が登場するこの作品で、
ピアニストの高校生姉妹を演じ、実の姉妹でもある上白石萌音さんと萌歌さんに、
楽器や音楽とのかかわり、また映画撮影当時のエピソードなどをうかがいました。

プロフィール

上白石萌音(かみしらいしもね)上白石萌音(かみしらいしもね)

上白石萌音(かみしらいしもね)
1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。
【主な映画出演作】
『舞妓はレディ』(14/周防正行監督)、
『ちはやふる』シリーズ(16・18/小泉徳宏監督)、
『君の名は。』(16/新海誠監督※声の出演)、
『溺れるナイフ』(16/山戸結希監督)など。

上白石萌歌(かみしらいしもか)上白石萌歌(かみしらいしもか)

上白石萌歌(かみしらいしもか)
2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。
【主な映画出演作】
『脳漿炸裂ガール』(15/アベユーイチ監督)
『金メダル男』(16/内村光良監督)、
『ハルチカ』(17/市井昌秀監督)、
『3D彼女 リアルガール』(18予定/英勉監督)など。

ピアニストの姉妹を演じていますが、これまでピアノの経験はありましたか?
萌音:私は幼稚園から小学校まで習っていました。自宅でピアノ教室を開いていた母の影響です。でも、椅子に座ってじっとピアノに向かうのが難しくて・・・。私、落ち着きのない子どもだったんですね(笑)。いつの間にか、歌って踊る方に興味が移ってしまいました。
萌歌:私は未経験です。母の指導を受ける姉の姿を見て、子供心に「私はやらないぞ」と意思を固めていました。なので、この役を演じるまではまったくのビギナー。スキップしたくなるような元気な曲を弾く由仁(役名)になりきるために猛特訓しました。
ほかに弾いたことのある楽器はありますか?
萌音:数年前に舞妓さんの役をいただいたことがあって、その時は高校生だったんですが、三味線と鼓(つづみ)を教えてもらったことがあります。あと、最近はギターが好きでよく弾いてますね。今回演じたことをきっかけに、ピアノも続けています。今は、家でピアノとギターに触れている時が一番リフレッシュできる時間です。
萌歌:私は、吹奏楽の映画に出演させていただいた時にチューバを。あと、トランペットもドラマの撮影で吹きました。ふり返ると金管楽器が多いですね。チューバは難しいと言われますが、私はわりとすぐ音を出すことができました。続けるのは重すぎて断念しましたけど(笑)。最近は私もギターを弾いています。弾き語りができるようになりたいので、姉と一緒に練習に励んでいます。
おふたりとも、ふだんからよく楽器に接していらっしゃるのですね。
聴く方はいかがでしょう?好きな音楽のジャンルは何ですか?
萌音:私は雑食というか、幅広く何でも聴くタイプです。J-POPは大好きだし、洋楽・邦楽問わずロックも聴きます。あと、ミュージカル音楽や映画音楽も。撮影現場でずっと流れていたピアノの音も私の癒やしのひとつなので、いつでも聴けるように数曲常備しています。
萌歌:ふだんよく聴くのは邦楽ロックかな。この映画に出演して、クラシック音楽にも目覚めたので、ピアノ曲やお仕事でご一緒させていただいた方のオーケストラ曲をBGMに家でゆったり過ごす時間が大好きです。
音楽と一緒に豊かな時間を過ごされて、とても素敵ですね。では続いて映画「羊と鋼の森」についておうかがいします。役が決まった時、どんなお気持ちでしたか?
萌音:ビックリ!かな。というのも、役が決まったと同時に、その場ですごく分厚い楽譜を渡されたんですよ。「はい、練習してね」って感じで。多少の演奏経験はありましたが、その量と曲の数に圧倒されてしまって、その印象が強いですね。
萌歌:そうだった!机にドンッ、ドンッと楽譜の束が積み上げられて、お互い「そっちの方が多い~」って比べてたよね。役をいただいてすごく嬉しいのに、楽譜のタワーを前に2人でフリーズしてしまったのを思い出します。

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では、役作りやピアノのレッスンはかなり大変だったのでは?
萌音:そうですね。和音(役名)はしっとりとした曲が多くて、最初は音符を追うだけで精一杯でした。でもそのぶん、一曲弾ききった時は本当にうれしかったです。弾き続けるうちにだんだんと曲のイメージがつかめてくると、先生にも伝わって褒めていただけるようになって。「私の指が音を紡いでいるんだ」と実感して何とも言えない幸せな気持ちになりました。その気分に浸りたくて時々同じ曲を家で弾いています。
萌歌:由仁の曲はテンポが速くて覚えるのが本当に大変でした。譜面を見たときに「音符の渋滞だ!」と思ったくらい(笑)。私は姉のように経験がないので、マイナスからのスタート。最初はピアノに触るのも怖かったのですが、練習を重ねて音色に耳を傾けているうちに「ああ、もっとこの曲の中にいたい」とまで思うようになりました。苦労を喜びに変えてくれたのはピアノの持つパワーのおかげです。
映画を撮り終えて、ピアノに対する印象は変わりましたか?
萌音:そうですね。ピアノって本当に美しい楽器だなあって、あらためて感じました。橋本光二郎監督は今まで見たことのないようなピアノの表情を撮る方で、試写の上映中、演じたにも関わらず何度もピアノの新しい魅力を見つけて感動しました。
萌歌:私も姉と同じ気持ちです。ピアノは音色も含めて、たたずまいがパーフェクト。まさに楽器の王様です。そこに人の手が入って、弾く人によっても音が変わって、すごく奥深さを感じます。そういうことに気づかせてくれた監督と由仁に感謝です。
最後に、これから「挑戦してみたい!」と思う楽器を教えてください。
萌音:特にやってみたいのは、趣味のギターとも近いウクレレ。あとはサックスとドラムですね。
萌歌:見た目も音色も美しくて大好きなハープ。あとは弾き姿がセクシーなベースギター。打楽器だとティンパニに興味があります。
おふたりでバンドが組めそうですね!これからもさまざまな楽器にふれあって楽しい音楽ライフをお過ごしください。本日は、ありがとうございました。

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